目本電動式遊技機工業協同組合(目電協)が、4月1日までに警察丁に対して遊技機規則の解釈運用基準に関して陳情を行ったことが明らかになった。
今回目電協が規制緩和を求めた部分はいわゆる「エログロ規制」と呼ばれる部分に関して。
現在の運用基準では
1、性的なもの
ア 性器、陰部、臀部、女性の胸部が含まれる内容又はそれらを想像させる内容
イ 性行為、性的な行為(同姓同士によるものを含む)又はそれらを想像させる内容
ウ 下着姿が含まれる内容
エ 裸体(全裸)が含まれる内容
オ 脱衣の状況が含まれる内容
2、残酷なもの
ア 生物(人間を含む)に対する残虐行為が含まれる内容
イ 残虐行為の結果又はそれを想像させる内容
(エログロ関連部分のみ一部抜粋)
このようになっており、上記に当てはまる遊技機は作ることができないが、1のウ「下着姿が含まれる内容」に関して、「縞模様の下着」(シマパン)に関して搭載を認めて欲しいという旨の内容で陳情を行ったことが判明した。
今回の陳情で特異なのは、陳情と平行し、「シマパン搭載機に関しては最高設定で出玉率35%以下」という自主規制を併せて決定した点。 遊技機の射幸性を捨てることで、シマパンの解禁を警察丁に強く迫った格好となっている。
今回の陳情に関して業界関係者は、
「 警察丁内部にもシマパンファンは多く、これまでもシマパンに関しては何度も議題に登ってきた。
目電協は、これまでも何度も陳情を行なってきたが、一方的に自分達の要望を押し付けるばかりで、警察丁の信用も得られず、失敗を繰り返してきた。
今回、目電協が、最高設定で出玉率35%以下という自主規制との合わせ技を使ってきたことで、シマパン解禁による強烈な射幸性の上昇をどうするか、という部分に関して一定の目処が立ち、警察丁も大きく規制緩和に動くのではないか」
と語っている。
プレイヤーの反響も大きく、某巨大掲示板には早速専門スレッドが立ち、
「パチスロはじまったな」
「ニーソ、ツインテール、シマパンの3種の神器がようやく揃ったか」
「縞の太さと色に関してはぜひファンアンケートをしてほしい」
「縞模様のおむつはOKなの?」
など「シマパン祭り」の様相を呈している。
またこの報道を受け、市場も激しく反応。遊技機製造メーカー、設備機器メーカー、下着メーカー、繊維業等の株価が沸騰し、軒並みストップ高を記録している。