明けましておめでとうございます。おつさんです。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
ちょっと前の話ですが、昨年末にスロットゲームセンターセンチュリーRさんから配信を行いました。その前夜、なんとなく深夜バス(厳密には夜行バス)で仙台まで移動しましたので、その模様と深夜バスに対する注意ポイントなどをまとめてみました。書き始めてみたら思いの外文章が長くなりそうなので何回かに分けてご紹介したいと思います。
バスを利用したのは12月10日の深夜。23時55分に新宿のセンタービル前を出発、首都高、東北自動車道を経由、翌日の朝5時30分に仙台駅東口に到着する、さくら観光の定期便です。バスは毎日運行されており、土日の価格は片道5000円と新幹線や飛行機よりも格段に割安です。各席には電源が用意され、イーモバイルの回線を利用した無線LANが利用できます。
出発当日、新宿駅に到着したのは23時15分くらいでした。事前の準備に手間取り、夕食を取っている時間がなく、「まぁ新宿で晩飯食えばいいか」と思っていたのですが、まずここに一つ罠が潜んでいました。
1.深夜バスに乗るときは余裕を持って夕食を食べておこう
新宿駅の西口にはバスターミナルがありますが、すべてのバスがここを発着するわけではありません。むしろ、深夜に発着するバスは、副都心方面のビルの前などから出るものがほとんどです。バスターミナルの近くには比較的飲食店がありますが、副都心方面にはサクッと晩御飯を食べられるような場所が殆どありません。
この時点でバスの発車まで30分ほどでしたが、やむなくバスターミナルそばの「富士そば」へ向かい、かきこむように胃に押し込めてバスへ向かいました。乗車時間が6時間とかなりの長丁場になることから、コンビニで飲み物を買い、そのついでにトイレを済ませておこう……と思っていたのですが、ここで第2の罠が待ち構えていました。
2.トイレは駅で済ませておこう
新宿東口発着の深夜バスの利用者は思いのほか多く、ただでさえ少ない副都心近くのコンビニはトイレに行列が出来る状態になってしまっていました。殆どの人が電車で新宿駅に出てからバスに向かうと思いますので、トイレは駅で済ませておいたほうが無難です。ただ、深夜バスの中にはトイレが付いているバスもあります。今回選んだバスもトイレ付きだったので、「車内で済ませればいいか」と考えていたのですが、ここにも再び罠が。これは後述します。
バスの乗り場付近では、バス会社のスタッフが大荷物を持っている人に手当たり次第に声をかけています。バスは修学旅行のバスのごとくずらりと並んで停車していますが、一台一台の行き先がすべて異なります。指定席に座ることになるので、間違っていれば気がつくとは思いますが、「起きたら全然別の場所」ということにならないよう注意しましょう。
さて、バスに乗り込む際、大きめの荷物はバスの下部にある荷物置き場に置くことができます。今回はショルダーバッグ一つだったこともあって車内に持ち込んだのですが、ここにもさらなる罠が待ち構えていました。
3.3列シートでも車内はそれほど広くない
深夜バスには一般的な観光バスなどと同じ「4列シート」と若干ゆったり目の「3列シート」があります。今回は3列シートのバスを選んだのですが、3列シートのバスは単に席と席の間に通路があるだけで、席そのものは従来のシートと同じです。
通路には荷物を置けませんし、そもそもその通路自体も体を横にしないと通れないくらいの狭い通路です。車内への持ち込みは携帯と充電器程度にしておいたほうが無難です。
ちなみに、左の写真は携帯を自分の胸元に置いて撮影した画像。すぐ目の前が前の人の座席になっており、見た目以上に狭い空間です。
ショルダーバッグを足元においた関係で、フットレストが十分開けず、しかも座席はぎゅうぎゅう。体型のせいもありますが、この状態で6時間の長丁場は、かなりの苦戦が予想されます。果たしておつさんの運命はいかに……。
つづく。