2013年10月18日金曜日

【コラム】 ウェブの販促ツール雑感

ハイビスカス

ここ最近、ウェブのアクセス数推移を見ていて感じた雑感をチラリと。

最近、テキストというか、文字や写真のみのサイトは、アクセスが大分落ちているように感じる。

原因は、最近グーグルの検索プログラムに大規模な変更が加えられた事もあると思うが(※とはいえいつも不正サイト撲滅のための変更をやっているイメージ)、日本国内においてはやはりネットでの動画視聴が容易になったこと、これが最大の要因ではないかと感じる。

ではなぜ動画視聴が容易になったことで、文字や写真のみのサイトのアクセスが落ちるのか?という仮説を説明しよう。

ここ最近では頻繁に見かけることになった、ホール導入前の新台の試打動画であるが、3年前に私が始めた当初のアクセス数には目を見張るところがあった。

youtubeにアップした全動画の1日あたりの合計再生数は10,000回を余裕で超えていたということを考えると、テキストブログのアクセス数よりも多く、かなりの影響力があったのではないだろうか。

ちなみに、ガッチリと自慢させていただくが、恐らく3年前くらいにパチンコ業界でホール導入前新台の試打動画を本格的にアップロードをし始めたのは私だと自負している。

つまり、新規市場を開拓した、ということになるのだろうか(笑)

そして、現在でも需要はそこそこあるように見受けられる。

話は戻るが、今まで文字や写真でネットを楽しんでいた層と、ネットをあまりやっていなかったがスマホを持ったことによりネットを活用し始めた層の生活が、2年前と比較して激変していると感じる。

動画を容易に観れるようになり、情報を文字や写真ベースから、動画ベースへ移行してきている。

故に、こういった層をターゲットにする場合は、やはり動画でのアプローチになるだろう。

つまり、企業は広告宣伝や販促ツールとして動画を制作できる環境作りが急務になるだろう。

仮に、自分の所属する企業や団体が動画制作に首を振ったとしても、あなた自身が個人で技術や知識を取得しておかなければ、日々の営業において遅れを取ることは必至だと思われる。

なぜなら、動画というのは、とても恐ろしいツールだからだ。

何が恐ろしいかというと、動画を観ている人の時間を膨大に奪ってしまうのである

つまり、動画をやらなければ、相手側に接触機会を奪われるばかりか、自分達の接触機会を減らされてしまうのである。

仮に、人が時間を無限大に使えることができたなら、それは大した問題にはならなかったかもしれない。

しかし、大抵の人は一日の大半を仕事や学業で費やし、休息し、残った時間が自分の時間になるのである。

今までは文字や写真のみのブログを読むのに5分だったところが、動画になったことにより、10分や30分、場合によっては2~3時間もかかる。

そうなったら、確実に他のサイトなどを観る時間がなくなっていくのは明白である。

このように、一部の人は既に情報過多の状態に陥っているのではないかと、ここ最近は感じるわけである。

というわけで、これからの販促ツールとして動画は必須ですね、というお話でございました。


私のやきとり こと 千葉朋典