2013年3月31日日曜日

【ウェブ】 「YouTube LIVE」の配信方法が分かったので試してみた


暇な時間ができたので、「YouTube LIVE」がどういったものか試してみました。


ハングアウトからYouTube LIVEができる!?

YouTube LIVE」は、動画投稿サイトYouTubeのライブストリーミング機能。私は、USTREAMの様なものだと解釈していますが、だいたい合っているかと思います。

この機能は2011年4月からサービス運用が開始され、最初は一部のパートナーしか配信ができませんでした。しばらくして、風のウワサで「誰でもできる」様になったと聞いたのですが、YouTube LIVEに行ってもやり方がさっぱり分からなく放置していました。

そして、今日になって「Google+」アカウントがあれば、「ハングアウト」から配信ができそうだと分かり、試してみたのでした。


配信開始から配信停止までの流れ

「Google+」アカウントを持っていれば、ハングアウトに直接アクセスすることで配信ができました。

[ハングアウトを開始]をクリックします。


アカウントを持っていれば、「Google+」のハングアウト画面に遷移しますので、右上の[ハングアウトを開始]をクリック。


上の画像にもありますが、会議などのビデオチャットに使用するというのが本来の用途の様です。これがあれば「Skype」じゃなくても良いのではないかと一瞬、思いました。


さて、[ハングアウトを開始]をクリックすると、ようやく「Google+ ハングアウト」の配信設定画面が起動します。



配信設定では、一番上の入力バーに配信の参加者を設定します(名前・サークル・メールアドレスから参加者を決定できるようです)。


二番目の入力バーには、ハングアウトのタイトル(配信タイトル)を入力します。ここでは[TEST]にしました。


そして、[ハングアウト オンエアを有効にする]にチェックを入れると、ハングアウト(配信)が「Google+」と「YouTube LIVE」で配信されます。そのまま[OK]をクリックします。


[ハングアウト]に招待をクリックすると……。


配信画面に遷移しました。


画面中央にはカメラで映している映像が流れます。そのまま映像の上の[配信を開始]をクリックすると、一般公開されることへの注意喚起が表示されますので、[OK]をクリックします。


すると、「YouTube LIVE」と「Google+」で配信が開始されました。


配信を終了したい時は、配信画面の[配信を終了]をクリックします。

ここまでがひとまずの配信の流れとなります。


各種機能について

[チャット]は、「ハングアウト」内のユーザーとテキストチャットができます。画像右側のグループチャットがそれに該当します。


[画面を共有]をクリックすると、パソコンのスクリーンショットを共有することができます。


[Capture]をクリックすると、映像の下に[シャッターボタン]が出現します。[シャッターボタン]を押すと、配信のスクリーンショットが撮れます。


[カメラマン]では、配信にユーザーを表示するか制御できます。今回はひとりで試してみたので、推測になりますが、複数人で配信した場合はスイッチャーの様に切り替えることができそうです。


[Google Effects]には、シンプルなサウンド効果と映像効果があります。サウンドでは、笑い声やファンファーレなどの効果音をクリックひとつで鳴らすことができます。


映像効果では、効果をクリックすることで映像に効果を反映することができます。


[YouTube]をクリックすると、「YouTubeのガジェット」と連携します。動画を見ながらあーだこーだいう時に役立ちそうです。


[アプリをもっと見る」では、ハングアウト用アプリを追加したりできます。


次に上部を見ていきます。

映像の上にはオンエア / オフエア表示 / 配信タイトル / 閲覧者数が表示されています。

[埋め込み]をクリックすると「YouTube Live」のURLと外部プレイヤーのコードが表示されます。


[埋め込み]の右は、マイクのイコライザーです。


[マイク]ボタンは、マイクのミュートを切替できます。


[カメラ]ボタンでは、カメラ表示のオン / オフを切替できます。カメラをオフにすればネットラジオの様なことも可能です。


[帯域幅の使用状況]は、音声が途切れたり、映像が止まった時に調整できます。回線の細いところでは、低帯域にして使用することができます。


[設定]は、配信のカメラ・マイク・スピーカーを設定します。


[終了]をクリックすると、文字通り「ハングアウト」を終了できます。


なお、配信された動画は配信終了後、数分経ってからYouTubeにアップロードされます。YouTubeの動画の管理画面から編集ができます(下は今回試した動画(咳とキータイプの音しか入ってません)。



ずっと気になっていた始め方と操作方法が分かったのは収穫!

たまたま、時間がありましたのでまとめてみましたが、ずっと気になっていた「YouTube LIVE」の始め方と操作方法が分かったのは収穫でした。USTREAMの広告表示にやるせなさを感じていましたので、使用目的によっては、「YouTube LIVE」での配信も面白いかもしれません。

また、視聴についても、画面の横にチャット機能がありましたので、従来のライブストリーミングサイトと同じ使い方ができます(書き込みはGoogleアカウントがないとできないかも)。見慣れたインターフェースでライブストリーミングができるのは魅力ですね。



YouTube LIVE