2012年12月11日火曜日

【通信】 「EMOBILE LTE」広告に不当表示 消費者庁が措置命令


データ通信サービスを手がけるイー・アクセスは11日、同社のデータ通信サービス「EMOBILE LTE」の広告で、景品表示法に違反する内容を記載したとして、お詫びとお知らせを経済紙などを通じて周知しました。


イー・アクセス社は3月、「通信速度最大75Mbps」「EMOBILE LTEエリア東名阪主要都市人口カバー率99%(2012年6月予定)」などと広告に記載していたが、実際には最大75Mbpsとなる基地局を東名阪主要都市における人口カバー率99%を実現するよう開設する計画はなく、75Mbps対応基地局は、東京都港区台場とその周辺だけだった。

また、「EMOBILE LTE」を利用するデータ通信端末で、一般消費者が享受できる下り通信速度は最大でも30Mbps程度だった。同社では、お詫びをするとともに再発防止策に努めるとしている。

なお、本件は11月16日に消費者庁が措置命令を行なっている。



イー・アクセス株式会社に対する景品表示法に基づく措置命令について(PDF / 消費者庁)