2011年9月20日火曜日

60時間打って赤字!【打ち死に】結果発表

今週開催した酒パワー企画の第12回【打ち死に with ハルシオン】で打った平和オリンピアの機種【アントニオ猪木が元気にするパチスロ機】の結果発表です。





今回の目的


先週17日(土)10:00から60時間かけて万枚を目指すために開催された企画である第12回【打ち死に】。

今回は、島根から長期出張中のハルシオン-ks-さんが、そろそろ島根へ帰ることになりそうだ、ということで、故郷島根に錦を飾るための一環として【打ち死に】を開催致しました。

今回使用する台は、中古パチスロ業者さんのwithさんにお借りすることになっていたので、開催日当日に在庫がある機種という前提でした。

なので、直前まで決まっていなかったのですが、最終的には【アントニオ猪木が元気にするパチスロ機】に決定。

最近は少し撤去が増えてきたようですが、まだホールには現役で設置されているこの機種を60時間かけて万枚を目指してみました。



メンバー


ここ最近の打ち死にの傾向として、参加者が結構増えたりしていたので、今回は事前に少なめの人数で望むことに。

当初の参加者は、ハルシオン-ks-さんsumikenさん私のやきとりの三人でスタートする予定、だったわけですが、当日の朝、何故か主役のハルシオン-ks-さんは大阪にいるというハプニング。

結局、sumikenさん私のやきとりの二人でスタートし、ハルシオン-ks-さんには後ほど合流していただきました。




展開


実は、今回の猪木に関して、私はホールで何度か打ったことがありまして、結構勝っていたので、今回の打ち死にに関しても比較的早期に万枚達成するだろうな、と勝手に楽観視しておりました。

なので、メンバーも三人で大丈夫かな、と。

ところがです。

始まってから、何時間経っても、出玉が増えない。

始まってマイナスからスタートした出玉が、なかなかプラスに転じない。

ちょっと焦り始めた初日の夜、開始から18時間後くらいから、なんとなく出てきたような、出てこないような。

ちょっとずつプラスに持っていったものの、万枚までは程遠い道のり。

だがきっと明日は来る!

そう信じた40時間後、4,000枚オーバーまで持っていった矢先に、まさかの失速。

最後は何故か目標が万枚達成から±0到達になり、ハルシオン-ks-さんが無駄に頑張ったものの結局、終わったときにはまさかの-26枚という、打ち死に史上初のマイナス差枚で終了となりました。

出玉率も99.98%と、ギリギリ100%を割る数値。

今回は、一撃で獲得できるポイントが何箇所かある機種だっただけに、このような結果になってかなり意外でしたが、最後は瞬間同時視聴者数も120人を超える方々に観ていただき、チャット欄も含めてとても盛り上がりましたので、非常に満足です。

とはいえ、やはり万枚到達はできなかったので、我々運営といたしましても厳粛に捉えまして、放送中に話していた罰ゲームはもちろん執行していきたいと思います。

また今週末から始まる打ち死にも、頑張っていきますので、皆様、応援の程、宜しくお願い致します。



データ


スランプグラフ1

まずは、総合スランプグラフ。

一万枚の半分にも達していないとは、今回の猪木はかなり手強い相手でした。

【道】とか【プレミアボーナス(PB)】とか引いたんですがね…。


スランプグラフ2

こちらが実際に使っていたスランプグラフ。

4,000枚からの落ち方が、真っ逆さまで、圧巻でした。


総合データ

こちらは、終了後、ARTが継続するまで回したデータになりますが、60時間の結果としては差枚数が-26枚、出玉率が99.98%でした。


ボーナス分布

ボーナス分布は、50G-100Gが一番当たるという結果になりました。

結果だけ見ると、結構バラバラに当たってます。

参加者の引きが弱かったのでしょうね。


小役入賞

小役は上記のような結果となりました。

スイカはよくこぼしたので、本来はもっと取れていたと思います。

ベルやリプレイはART中も含めているので、高めの数値になりました。


会場の様子


打ち死に会場の様子を簡単に写真でご紹介


普段はこんな感じで打ってます。

カメラで台を映しているので、横から打つ感じ。


何故か最近打ち死にで流行っているエナジードリンク系の飲み物達。

右がおなじみ【ビーストアイ】、左が初登場【ロックスター】。

これを飲んで、疲れきった体に活力を取り戻す気満々の人達が多いが、飲み過ぎによるテンションと体力の前借りには注意。


今回は、主役の猪木さんもいらっしゃいました。


猪木Tシャツ。

初日夜に差し入れをいただきました。

もう一枚と、合わせて二枚いただき、気分は最高潮に!

でも出なかったけど。


いよいよ酒パワー新聞が完成間近。

後日、PDFで公開致しますね。



私見


個人的にホールで何度か打ったのですが、ホールで打ったときに気が付かなかった部分が今回は気になったので、ちょっと自分勝手に書いてみたいと思います。



確率

現在のART機の確率を見ると、基本的な考え方は一緒だと感じます。

ホールが全台1で営業しても、誤爆して出るような仕様になっている台が多いと思われるし、そのように作っているのではないでしょうか。

しかし、高設定域の設定差については、大きく二つにわかれるような気がします。

一つは、保通協検査を合格しやすくするために、あまり大きな設定差をつけない方法。

これだと保通協の検査も通りやすく、高設定でもあまり出ないのでホールでも使いやすいです。

しかし、プレイヤー的には設定差がないので、高設定を打っているという楽しみは少ないのでは。

こういう台は、基本的にコンテンツ頼りなので、そのコンテンツのファン数以上の台が市場に出回った途端に稼動が下がっていく。

マジカルハロウィン2などがそんなイメージかと。

故に、大量販売には向かないと思われます。

もちろん、大量に販売してもビクリともしないほどのファンがいるコンテンツはOKだと思います。

もう一つは、設定差を作っている攻めている台です。

これだと保通協を通過する可能性が低いのですが、合格した時は威力が大きい。

ホールで使えば差玉も出るし、プレイヤーも高設定を打っていると感じることができる。

また、その差玉で口コミも広がっていく。

私は、他の新台が出てきても影響なく稼動し続ける人気機種というのは、後者のような攻めたスペックの機種が多いのではないかと考えています。

企業としては無難に安全策を取る機種もあり、猪木やルパンといったメインとなるコンテンツに関しては、その時々でギリギリ最高の波を実現できるスペックを搭載するべき機種もあり、といった感じで機種ごとに開発コンセプトを変えてみてはいかがでしょうか。

エキストラ設定を搭載する必要まではないと思いますが、半日4000G打ってわかるくらいの設定差は設けるべきだと考えます。


保通協の検査を通過する可能性は低くなるかもしれませんが、基本的にホールは直近の2~3機種の実績を考慮して新台購入をする人が多いので、新台購入担当者のホールに自社の製品が設置されていればいるほど、新台も購入する確率が高くなるはずです。

故に、常に何機種かの自社機のシェアがあれば、新台販売数は増えると思われます。

そういった意味で、全ての機種のスペックを攻める必要はないと思いますが、確実に売れると思われる自社の柱コンテンツ機種に関しては、スペックを全力で攻める必要がある、と私は思います。

と言っても、変なスペック勝負できるのは、やはり期待されていない機種だと思いますが(笑)


ART中の演出について

ARTを消化中に、消化したゲーム数が表示されないのはダメだと思います。

連チャンすればするほど、プレイヤーは何枚獲得したか、何ゲーム継続して消化しているのか気になるものだし、「猪木で何ゲームも続いたんだよ」とクチコミする人も多いからです。

故に、消化総ゲーム数が表示されないのはマイナスポイントです。


それと、ついでなのでお伝えしたいのですが、例えばデビルマンⅡのように、通路を歩いている人達からART獲得枚数が見えないような場所にART中の獲得枚数などの表示をするのはやめたほうがいいでしょう。

どの機種かは忘れてしまいましたが、最近ではもう一機種でも同じようなことがありました。

最近は、台の上部ランプ付近に役物を搭載する台が増えていますが、立っている時の視線で液晶画面を見ると、獲得枚数が上部ランプに隠れてしまい見えないことがあります。

あのART中の表示が見えないと、一撃でどのくらいの枚数を獲得しているのか、他のプレイヤーからはわからないので、折角一撃8000枚獲得していても、気付かれないで終わってしまう可能性があります。

【差枚数で8000枚出ている】と【ART一撃で8000枚出ている】ではインパクトが違う。

これでは、せっかくの台の性能を知ってもらうチャンスを損失していることになってしまいます。

これはよろしくない。

今回の猪木のように、表示が見える機種のほうが、他のプレイヤーへ与える影響は大きいと思われます。


以上、個人的な意見ではございましたが、私への備忘録も含め、書かせていただきました。

長文お付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。





アントニオ猪木が元気にするパチスロ機(音あり)

ビーストアイ

ロックスター